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近江蕉門（おうみしょうもん）は、近江における松尾芭蕉の門人グループ。膳所藩士の菅沼曲水や彦根藩士の濱田洒堂（珍碩）など武士階級を初め僧侶、商人、医師、農民まで幅広く人が集った。湖南蕉門ともいい、曲水系と尚白系との2系統ある。 天野桃隣 - 芭蕉の縁者で蕉門十哲の一人、36俳仙。芭蕉没後「奥の細道」を…

最澄 - 天台宗開祖 志賀清林 - 相撲の行司の始祖、四十八手を作る。 菅沼曲水 - 俳人、近江蕉門 中島来章 - 絵師 三上千那 - 俳人、近江蕉門 水田正秀 - 俳人、近江蕉門 山田藤吉 - 坂本龍馬の家来、元力士、四股名は「雲井龍」 饗庭孝男 - 文芸評論家、青山学院大学名誉教授 安藤博…

星合や瞽女も願の糸とらん ^ 『芭蕉講座』172-173頁 ^ a b 『潁原退蔵著作集』51-52頁 ^ 『蕉門十哲』30-32頁 ^ a b 『潁原退蔵著作集』52頁 ^ a b 『芭蕉講座』173頁 ^ a b 『蕉門十哲』32頁 ^ 『芭蕉講座』173-174頁 ^ 『芭蕉講座』174-175頁 ^ 『潁原退蔵著作集』53-54頁…

1963年（昭和38年）、東京都港区芝二本榎にあった其角の墓は、菩提寺の上行寺の移転に伴い神奈川県伊勢原市に改葬。2015年（平成27年）より、同地で宝井其角俳句大会が催されている。 蕉門十哲の一人に数えられる。『去来抄』に収められた逸話は、芭蕉の其角に対する評価をよく物語っている。 切られたるゆめはまことかのみのあと 其角…

が真実去來の著したものであるか否かが問題視された。 しかし有力な反証もまた無く、その内容は蕉風を語る上では事毎に引用されてきた。 蕉風の根本問題に触れた批評が多く蕉門の俳諧書として良くまとまり、近世俳諧史上、蕉風俳論の最も重要な文献とされている。 『去來抄』をはじめとする元禄の俳論は現代に比しても優…

蕉門の重鎮で、蕉門十哲の一人。「更科紀行」の旅に同行した。 著作に不猫蛇（ふみょうじゃ）、猪の早太（いのはやた）、編集に鵲尾冠（しゃくびかん）、庭竈集（にわかまどしゅう）など。 名古屋に縁のある越人の墓所は、浄土真宗本願寺派「転輪山…

立花 北枝（たちばな ほくし、? - 享保3年5月12日（1718年6月10日））は、江戸時代前期から中期の俳人。蕉門十哲の一人。通称は研屋源四郎。別号に鳥（趙）翠台、寿夭軒。一時、土井姓を名乗った。 加賀国小松町研屋小路に生まれる。金沢に住み、兄の牧童とともに、刀研ぎを業とした。…

『花鳥虫魚百譜詳釈』辰文館 1912 『岩波講座日本文學 現代俳句』岩波書店 1931 『岩波講座日本文學 蕉門十哲』岩波書店 1932 『俳文学の考察』明治書院 1932 『越谷吾山 附・吾山俳句集』越谷吾山翁記念事業会 1934 『日本宗教講座 日本宗教文學』東方書院 1934 『国語国文学講座 第7 俳諧史』雄山閣…

国指定。壬申の乱の敗死者を葬る。 滋賀短期大学 「小説 内藤丈草」童門冬二 膳所藩 近江蕉門 - 湖南蕉門ともいう。 本多康慶 - 芭蕉が近江に頻繁に往来していた頃の同地の藩主。 菅沼曲水 - 膳所藩士。芭蕉の門人であり、物資両面で芭蕉をサポートした。 蕉門十哲 松尾芭蕉 義仲寺 山姿亭 -…

地帯には急流や滝が多く、代表的なものには支流の白水河にある黄果樹瀑布がある。 珠江デルタには八つの河口がある。それぞれ、虎門、蕉門、洪奇門、横門、磨刀門、雞啼門、虎跳門、崖門と呼ばれ、広大な三角江を形成しつつ南シナ海に流れ込んでいる。 珠江流域は熱帯や亜熱帯に属し、4月から9月の降水量は比較的豊富で…

・八十村路通（近江三井寺）・山本荷兮（尾張蕉門）・越智越人（尾張蕉門）・河合乙州（近江蕉門）・水田正秀（膳所藩士）など主に近江近隣俳人の歌仙連句を集め「ひさご集」を撰した。 元禄4年（1691年）病から幻住庵で静養中の芭蕉を多くの弟子が訪れ歓談した。洒堂も度々訪れ「細脛の 休め處や 夏の山…

かつあき、1958年 - ）は、日本の国文学者。専門は日本近世文学。特に、近世俳壇史（元禄俳人の動向）や蕉風俳諧の成立と展開（延宝期～享保期）。 1980年、早稲田大学教育学部国語国文学科卒。1991年、「天和期蕉門の研究」で第23回窪田空穂賞受賞。1993年、早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻単位取得満期退学。…

『竜ヶ岡』馬州編、宝暦3年（1753年） 『竜ヶ岡』礪山編、嘉永3年（1850年） 竜が丘俳人墓地- 芭蕉の追悼の為のお経塚。仏幻庵の跡地に、追悼のために立てた経塚を中心に、丈草,各務支考ら17名の俳人塚が車座に並ぶ。 義仲寺 膳所 近江蕉門- 近江における芭蕉の門人グループ。 菅沼曲水 浜田珍夕 河合乙州 童門冬二『小説 内藤丈草』…

路通（やそむら ろつう、慶安2年（1649年）頃 - 元文3年7月14日（1738年8月28日）頃）は、江戸時代前期から中期にかけての俳人、近江蕉門。 『蕉門頭陀物語』によれば、芭蕉が草津・守山の辺で出会った乞食が路通である。乞食が和歌を楽しなむとの話に、芭蕉は一首を求め「露と見る 浮世の旅の ままならば…

享保3年3月（1718年4月））は、江戸時代初期の女流俳人、近江蕉門。智月尼とも呼ばれる。京都に生まれ近江国に住む。 寛永10年（1633年）頃、山城国（現・京都府）宇佐に生まれ大津の伝馬役兼問屋役河合佐右衛門に嫁いだ。貞享3年（1686年）頃夫と死別し尼となり、後に自身の弟乙州を河合家の養嗣子とした。蕉門きっての女流俳人として知られる。…

無技巧だが繊細で情のこもった句が特徴で、妻帯せず清貧孤高だった生き様から「日東の李清蓮」と賞された。また、編著の『俳諧寂栞』は、三宅嘯山『俳諧古選』や五升庵蝶夢『蕉門俳諧語録』に先駆けた平易な俳論として知られる。 編著 『田毎の春』 『おもかげ集』 『春秋稿』 『加佐里那止（かざりなし）』 『俳諧寂栞（はいかいさびしおり）』…

伊賀蕉門の中にあっては多いといえる計60余句が、『猿蓑』以降の複数の俳書において確認できる。それらは、安井小洒の『蕉門名家句集』にまとめられている。 享保9年（1724年）8月15日没。伊賀上野の念仏寺に葬られた。 田のへりの豆つたひゆく蛍かな 子規なくや尻から夜も明る あはれさや日の照る山に鹿の声…

沼定澄の子で、徳川家康に従った菅沼定盈の曾孫に当たる。膳所藩（康俊系の本多家）では中老という重職に就き、また近江における松尾芭蕉の門人グループ・近江蕉門の重鎮として、芭蕉を経済的にもサポートした｡　 江戸在府中に芭蕉の門人となる。芭蕉が初対面での印象を「ただ者に非ず」と感じたとされる。また後年の著書…

寺の住持に禅僧の泰宗を任じたが、園城寺内で、天台宗寺門派（現・天台寺門宗）の園城寺がその配下の寺院の住持に禅僧を任じるのはおかしいとの話が上がり、泰宗は住持から外された。しかし、留守居としてそのまま管理が委ねられた。以降、当寺は蕉門俳諧の人々によって護持されていくようになる。…

句碑：芭蕉50回忌の1743年 (寛保3年) に建てられた県下最古の柳壟で、松尾芭蕉「八九間空へ雨ふる柳かな」蕉門老人竹翁「十月の中の二日や柳つか」が同じ石に刻まれていて、このエリア手前にある （伽藍エリア） 三の門（四天王門） - 入母屋造楼門、1683年再建 厄除大師堂 - 厄除大師像を拝観できる。茶堂。 鐘楼堂…